あたたかい季節になると素足になっておしゃれを楽しみたい、おうちのなかでも素足で心地よく過ごしたいと思う方は多いのではないでしょうか。
そんなとき、もし水虫になっていて足の皮がめくれていたり、かゆみがあったらいやですよね。
自分では気を付けていても、おうちの中や共用の場所で感染してしまうこともあります。
24時間以内に菌を洗い流せば感染することはありませんが、念には念を入れて予防の方法をお伝えしたいと思います。
プチプラで強い味方のミョウバン
ミョウバンはつけもの(特にナス)の色を鮮やかにするなど食品添加物として使われていたりします。
スーパーでは漬物自体ではなく、漬物を作る用のものが売られているコーナーに置いてあったりします。
焼きミョウバンとしてつぶつぶの状態で売られているものを水に溶かして作ったミョウバン水がすごく優秀なのです。
ミョウバン水の効果は次の通りです。
・収れん作用
・制汗
・消臭
・殺菌性(軽度)
ミョウバン水の作り方はこちら。
1.水1リットル、ミョウバン50gを準備します。
2.ペットボトルなどの容器にミョウバン50gを入れます。
3.水またはぬるま湯を注いで、容器をよく振ります。水道水を使用してください。
4.ミョウバンが溶けたら完成です(溶けきるまでには一晩くらいかかります)
上記のミョウバン水は原液となりますので、実際に使用するときは10倍に薄めたりして使います。
薄めたミョウバン水は1週間くらいで使い切り、原液を使ってまた新しく薄めたミョウバン水を作ります。
原液は1か月くらいを目安に使い切るようにします。
1リットルでは多い時は、半分の量で作るのもよいと思います。
ミョウバンは殺菌作用があるので、保冷や日光を気にすることはないようですが、涼しいところに保管しておくのが間違いないと思います。
自分で作るのはちょっと、という方は、市販のミョウバンスプレーもあります。
以下の商品はお試しサイズになっているのですが、せっけんの方にはハッカ油が含まれているのでさわやかに洗い上げることができるのと、スプレーのようには水虫によく聞くといわれている竹酢液とこちらもハッカ油が含まれているので、相乗効果でよく効きそうです。
では自分で作ったミョウバン原液は実際にどのようにして使うのかというと、スプレーボトルにミョウバンの原液を入れて、水道水で10倍に薄めます。
それを清潔な足にシュシュっと吹き付けるだけで、殺菌力による菌の繁殖を抑える、制汗作用により汗が抑えられる、消臭効果の3つの効果で足元が快適になります。
足以外のお肌に直接つけることもできますが、念のためパッチテストでお肌が荒れたりしないかを確認すると安心です。
また、お風呂に50~70ミリリットル入れることで、消臭効果(加齢臭、わきがなど)があったり、収れん作用によりお肌をすべすべに引き締めることもできます(※個人差はあります)。
もちろん、制汗作用や殺菌作用も期待できるので、自然と水虫の予防にもなります。
もっと予防したい!というときは、マットや靴などに除菌・殺菌効果が長持ちするスプレーを吹きかけるとよいです。
安心・安全のミョウバン
水虫の予防と言いつつミョウバンのお話しかしていないのですが、ミョウバンは温泉にも入っているくらい安全なものになります。
ミョウバンを漢字で書くと明礬となるんですね。
明礬温泉の湯の花があるのですが、すごいことに効能として水虫に聞きますよということ書かれているんです。
水虫以外にも肩のこりや冷え性、あせもなどたくさんの効能があります!
湯の華は温泉の不溶性成分を抽出したものになるので、自宅のお風呂で温泉気分を味わうことができますが、もしかしたらお風呂や床が傷んでしまうこともあるかもしれないので使用の際はご注意ください。
まとめ
水虫の予防には足を風通しよく清潔にしていること、お風呂に入って足を洗うことなどと、毎日の生活習慣を気を付けていくことが大切になります。
そうはいっても一日中革靴を履いて足が蒸れてしまうときもあるし、ブーツをはいたり、素足やストッキングでおしゃれをしたいというときはありますよね。
そんなときに、ミョウバン水ひとつで制汗・殺菌・消臭をまかなうことができるので、朝晩はもちろんのこと、日中も足のケアとしてミョウバン水をひそかに持ち歩いてみるのはいかがでしょうか。
わきにも使えたりするので、ミョウバン水ひとつあれば体中ケアできてしまいますね。